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 2021年2月8日(月) 写真の話の続き
昔のフィルムカメラの時代と今のデジタルカメラの時代、一番違うのは変な写真がなくなったことだと思います。
デジカメで撮った写真なら、その場や後で確認して、例えば被写体が白目になっていたら削除するorプリントしないという選択が可能です。
フィルムの場合は現像しないとわからないわけですから、写真屋さんから写真が来て初めて白目写真だったことがわかります。
そして、そんな写真を「味写」と称して楽しむ人たちもいます。

【知らないあいだにヘンなものが写っちゃってた。
 なぜ撮ったのか、まったく意図がわからない。
 そんな失敗写真、きっとあなたの家にもありますよね?
 世のなかには変わった人がいるもので、
 そういう写真ばっかりながめているうちに、
 ときどき、見れば見るほどおもしろい、
 実に味わい深い写真があることに気づいたんですって。
 味のある写真なので、「味写」。
 発見者は天久聖一さんです。】

https://www.1101.com/ajisha/より引用。

結構笑えますよ。
ちょっと本来の意味からずれるのかもしれませんが、私にとっての味写は、実家の玄関先で、エプロンを着けた普段着の祖母と半袖短パンビーサンの幼い私が一緒に写っている写真です。私のアルバムには旅行先などでおしゃれした祖母が写っている写真もありますが、この普段着の祖母が一番祖母に近い祖母なんですよね(ごめんなさい、言っている意味は伝わると思うのですが)。おそらく、フィルムが余っているのを現像したくて撮影したのだと思うのですが…。
インスタ映えする、人に見せるためのおしゃれな写真ばかりではなく、撮るべきものが何もない日常こそを切り取っていく、そんな視点の写真もいいですよね。

写真の話はまだ続きます。
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