タイトルと全く関係ないですが、今日配達で伺った先には、よだれが出そうな本棚がありました。
手塚治虫つげ義春水木しげるからジョージ秋山etc…。
持ち主の方が亡くなったため、お宅をリフォーム中とのことでした。
私も本（マンガ含む）は結構持っている方だと思いますが、あんな質・量はないな。「本棚の中身を見られることは頭の中を見られるようで嫌だ」というようなことを作家の高橋源一郎氏がおっしゃていましたが、その理屈でいくと、今日見た本棚に比べれば私の本棚のなんと品のないことか。まあそれが自分だ、と言えばそうなのですが…。
そして、あれらの書籍がもう二度と持ち主の手に触れることがないのかと思うと、物を所有することが何だか空しくなってきます。
するかな、断捨離。自分の好みで集めた本は、おそらく家族にとってはゴミにしかならないでしょうし。
と、幾分寂しい気持ちもあるのですが、でも、本当に興奮しました。つい触りたくなってしまい、それを抑えるのに必死でした。あれ全部くれないかなあ。読ませてくれるだけでもいいなあ。読むのに何年かかるのかなあ。