今日は20℃ぐらいまで気温があがると言われていましたが、実際はどうだったのでしょう？少なくとも日中の日差しはありがたかったです。
書こう書こうと思ってしばらく忘れていたのですが、先日小鹿野で登山した際、鹿の群れと遭遇しました。あれ、なにかいる、と思ったら黒い塊がザザザッツと斜面を駆け下り、下りきったところでいったん立ち止まったのち、軽やかに進んで消えていきました。単独の鹿は見たことがあるのですが、10数頭の鹿は奈良以来。これが自然だ、と感動したのもつかの間、尾根の方から犬の鳴き声が…。そうです、猟犬に追われていた鹿たちなのでした。
私も鹿に間違えられぬよう歌を歌いながらそそくさと下山しましたが、下山途中に何と猟犬2頭に遭遇。足元にまとわりつかれてすごくびくびくしました。犬にかまれたことのある私、決して犬が得意とは言えません。なんとか、不審な私を見逃してくれ、犬たちは先に下山していきました。
ところが、下山口のお寺の境内で池に入って遊んでいた犬たち。遅れて到着した私の周りで体をブルブルッとふるわせ、水滴で私を歓迎してくれました。
駐車場で猟師さんに話を聞きました。やはり、害獣駆除で犬を出していたとのこと、山間部で電気の柵に囲まれた畑をみるたびに、人間と野生生物の共生について思いをはせてしまいますが、本当に何が一番正解なんでしょうねえ。